平成最後の日、友達と会って考えたこと。

 

平成最後の日、私は、高校時代の同級生と久しぶりにランチをすることになった。
彼女は、日本全国あちこちに転勤がある職業で、昨年末の異動で、10年ぶりに地元に帰ってきていた。
なんだかんだお互いタイミングが合わず、やっと二人で会う時間が持てた。休日なので、人出が多く、何軒かお店に断られたりして、あちこち彷徨ったのち、やっとパスタのお店に入ることができた。
「料理が出来上がるまでに、お時間かかりますよ」とお店の人に言われたが、ゆっくり話をしたい私達には好都合。
海の見える席に案内され、青空と穏やかな海が広がって、とても気持ちがいい。
彼女はミートソース、私はボンゴレを注文した。
彼女とは、高校時代同じクラスで、家の方向も同じだったので一緒にバスで通学した仲だ。
私は、高校卒業した後、地元の会社に就職。彼女は、地元の大学を出た後、東京本社の会社に就職。実際、顔を合わせて話をする機会は、めったにないが、ずっと連絡を取り合っている。
それぞれお互いの近況報告。家族の事や、引っ越しや、新しい住まいの事、体調の事、10年ぶりの地元の変化等々、話はつきない。
引っ越しも、昔と違い、人出不足の影響か業者の予約を取るのが難しく、大変苦労したとの事。これから、もっとそういう時代になっていくのだろうな。
昔、二人でよく行っていたお店で、すでに閉店している店も結構あり、「寂しいね」と言い合う。
二十歳くらいの時に二人で、電車で4、5駅先の遊園地に行ったことがある。その時、降りる駅を間違えて一駅前で降り、そこから歩いた事があった。
その一駅分の距離がかなりあって、かなり辛かった!タクシーもみつからず、真夏でとても暑く、「苦しかったよねー、今ならそもそも歩こうとしないで、次の電車待つよね!若かった。」と昔話で笑ったり。
実は、私は、この頃落ち込んでいた。平成が終わるにあたって、様々振り返ってみて、自分の望んでいたような形にならなかった事の多さを実感して、凹んでいた。
今現在の仕事が思うようでない状況だから、なおさら。
だけど、彼女と話していて、平成で充実した日々もあった事を思い出せた。
令和時代も、良い事もあれば、思うようにいかない事もあるだろう。落ち込んでいる時は、つい負の面ばかり思い出してしまいがちだが、そんな時も日常の小さな幸せを忘れないようにして生きていきたい。出来るだけ、前を向いて。
平成の最後の日は、私にとってとても良い一日だった。
ボンゴレも、とてもおいしかった。

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